【2〜4歳向け】絵本で遊ぼう|鶴の恩返しから、”布を織る”を学ぶ実体験を!

本日は、絵本を読んで気になったことを、一緒に調べる!やってみる!のあそびをご紹介します。

この記事でご紹介する本を出版している“花園文庫“の絵本シリーズが素晴らしすぎる!というお話はまた別途書きますね。

子供の「気になる」は成長のチャンス!

絵本を読んだり、外で目に触れたものについて、「○○ってどういうこと?」「○○ってなに?」というお話になることがあると思います。

 

そんな時こそチャンス!!

疑問に思っている・気になっていることを一つ一つ解消する癖をつけることで、好奇心がすくすく育ちます。また誠実に回答しようとしてくれることで、親への信頼にも繋がります。

もちろん聞かれてわからないこともありますが、

 

疑問へのアプローチ

  • 「○○はどう思う?」と聞いたり、
  • 「ママはこう思う」と自分の考えを話し、
  • わかる範囲でその場で調べたり、「今度○○に行って見てみようか」「家に帰って、図鑑で見てみようか」と約束する

ようにしています。

 

そんな例の一つ。「鶴の恩返し」の本で、”布を織る”を学んだことがありました。

 

「鶴の恩返し」のお話

「鶴の恩返し」のお話を簡単に。

ケガをした鶴を助けたおじいさんの家に、美しい娘の姿をした鶴がやってきます。一晩泊めて欲しいと言う娘を泊めてあげると、働き者の娘は家の手伝いをたくさんしてくれ、一緒に生活することに。幸せな日々が続く中、、、

「どうぞ布を織らせてください」「ほう、布が織れるのかい?」「はい。でも一つだけお願いが。私が布を織るところを、絶対に見ないでください」と約束します。

娘は部屋にこもって、布を織り始めました。

とんとん からりん とんからりん

 

美しい布ができあがり、町で高い値段で売れました!おじいさんは、どうしても布を織っている様子を見たくなってしまい、部屋を覗くと・・・実は、

布を織っていたのは鶴でした。自分の羽を、一本、また一本と抜いて、布を織っていたのです。

姿を見られた鶴は、「もうお別れしなくてはいけません」と空に飛び立っていきました。。。

 

そんなお話ですが、この絵本を読むと息子に「布を織るって何?」と聞かれたため、近くにあった紙を切り、説明しました。

 

鶴の恩返し

紙とハサミを準備。紙を細長く切っていきます。

紙は、裏紙でもチラシでも、なんでもOK。できれば、織る様子が見えやすい様、表裏が異なる色で、色の差がわかりやすい紙(濃い色×薄い色)だとベストです。

 

切った紙の半分を、一方向に並べます。この時、表裏は同じ方をむけ、同じ色で並べます。

次に反対の面を向けた紙を、なみなみに織っていきます。

1本、2本、3本、、、と織っていくと

ジャーン!布ができた!

この上にコップを置くと、コースターになるね!

衣類を見せ、「布は全部、元は1本の糸。織って組み合わせているんだよ」と説明してあげると、理解してくれると思います!

 

理解が難しそうだったら、2回、3回と何度もやってみましょう。

子供の好きな色の紙で行うと、興味を興味をひきやすいです。

 

リボンや毛糸が自宅にあれば、それを使うのもいいですね。

毎日目にし、自分も着用している布が、糸の組み合わせでできている!という発見は、とても面白いですよね。

 

もちろん「鶴の恩返し」の本がなくても。

お子さんと一緒に、ぜひやって見てください!

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