【2歳半〜3歳向け】折り紙|はじめての遊び方と、あそびを進化させるおすすめ本「5回おったら…」

手先にも知能にも良さそうなので、「子供には折り紙をして欲しい」と思われる方も多いですよね。我が家では2歳半頃から、頻繁に折り紙あそびを行いました。

折り紙あそびは、最初から難しい折り方をさせずに、楽しく取り組めるとどんどん好きになっていきます!

 

そこで今回は、”はじめての折り紙の遊び方”から、”興味を広げていく時におすすめの本”まで、ご紹介します。

 

はじめての折り紙あそび

まずは、「親が作っているのを見せること」と「できたもので一緒に遊ぶこと」から始めましょう。

①「親が作っているのを見せる」&「できたもので一緒に遊ぶ」

これは折り紙に限ったことではないですが、「まずはやっているのを見せる」ことから始めるのがおすすめです。

興味を持つ様に、できれば子供が好きなものを作ってみましょう。動物、海の生き物、植物、乗り物など、好きなものを折り紙で作ってあげると、きっと喜んで、興味を持つますよ!

 

②「少しづつ、一緒に折ってみる」

子供が折り紙に興味を持ったら、一部でも一緒に折ってみましょう。

 

「三角に折ってみて!」と言っても当然急にできないので

角と角など、つなぎたい箇所を押さえ、簡単な折り目まで親がつけます。

「アイロンしてくださ〜い!アイロンアイロン」と言いながら、子供の手を持って、一緒に折り目をつけます。

一部をこのように折っただけでも「自分でやった!」という気持ちになり、自信を持てます。

 

一番最初におすすめなのは、“犬・猫・チューリップ”。「開く」作業がなく「折る」のみで、とても簡単だからです。

 

③「”描く”担当は子供に」

折った折り紙に、例えば”魚の目”や”車のタイヤ”などを追加で描きたい場合、「描く担当は子供に」するのもおすすめ。

最初はクレヨンを一緒に持って、子供と一緒に描きます。自分で描ける様になってきたら、目を描く担当は子供に任せる!など任せていきましょう。

 

気に入ったものは何度も折って!とお願いされると思います。何度も同じことを行うのは疲れますが…

折り方を覚えようとしているかもしれないので、ぜひ何度でも、やってあげてください。書店・文房具店に加え、100円ショップにも100枚入りや柄付き・キラキラなど豊富な種類の折り紙が売っているので、揃えておくと便利です。

 

柄付き・キラキラのホイルカラーやオーロラカラー

 

遊びの幅を広げるおすすめ本|「5回おったらできあがり!はじめてのおりがみ」

ネットで調べても、折り紙の折り方はたくさん出て来るので、まずは検索してやってみましょう。筆者も最初はネットで調べて折っていたのですが、途中で本を買いました。

本を使うことでこんなメリットがあります。

折り紙の本を買うメリット

①子供のイメージを広げる

子供が本を見ながら「次はこれ作ってみたい!折り紙でこんなの作れるんだ!」とイメージでき、興味を広げられる

②親が意識して取り組める

本が目に触れるところにあると、親も思い出し取り組む頻度が増やせる

 

折り紙の本は多々ありますが、最初におすすめの本がこちら

5回おったら出来上がり!はじめてのおりがみ|新宮文明  著

 

 

見つけた時に、「これだ!」と思いました!

 

お気に入りポイント①|すべて5回で折れる=簡単!

折り紙は親にとっても難しいものもあります。難しい折り方を見せることで、「折り紙でこんなこともできるんだ!」と興味が広がるメリットはありますが、やはりまずは「自分でできた!」の自信をつけて楽しませるのが重要です。

その点この本では、「すべて、5回で折れる」折り紙が紹介されています。

簡単に折れるので、本を見ながら一緒に取り組みやすいです。

お気に入りポイント②|テーマごとにページが分かれている

「動物」「海」「森」「恐竜」「食べ物」などテーマごとにページ構成されているため、子供の興味に合わせて探せます。

今日は何にしようかな〜

動物?

森の生き物?

恐竜も!

 

遊びの発展

作った折り紙の遊び方提案として。

”分類”意識が強まってくると、「海の生き物たち」「植物たち」「乗り物たち」など作ったものもグループに分けて置きたがる様になります。折り紙もそういった遊びに活用できますね。

 

例えばソファやタオルを海に見立て、魚やペンギンなどの海の生き物をおき、「水族館!」や「海!」にしたり。

そういう遊び方が始まったら、画用紙や模造紙などの紙に、クレヨンや絵の具で土台の絵を描いてあげるのもおすすめです。

海の生き物の折り紙を折った時は、紙に青で海を描き、「ここは海でーす」と見せ、その上に生き物を置いてもらいます。

 

そんなことを何度か見せていると、自分で画用紙とクレヨンを出してきて、自分で土台の絵を描いてから、折り紙を置いたり、シールを貼る様になっていきました。作業に集中したり、想像力が広げられて良いことだと思います。

何より楽しそうに取り組んでいて嬉しいです!

 

さいごに

”2歳”になったばかりの頃は、折り紙を渡してもくしゃくしゃに丸めたり、クレヨンで落書きするくらいで、あまり興味を示しませんでしたが、”2歳後半〜3歳”にかけて、折り紙にハマり始めました。ハマっている時期は毎朝のように「今日は○○折ろうか!」と要望してくれるように。

その時改めて感じましたこと、、、

 

お絵描きや折り紙など、最初は上手にできないからか、進んでやりたがらないこと・あまり興味を示さないこともあります。

でもやって見せたり、触れる回数を増やすことで、

「なんか楽しそうだからやってみよう」→「できる様になる」→「楽しい!」→「好き!」→「もっとやりたい!」

の良いサイクルになっていくものです。

 

反対に言うと、やる機会を与えないと 「できないまま=好きにならない」 可能性が高いと思います。

 

初めてトライした時に興味を示さないからと言って、「うちの子は興味ないんだ」とやめてしまわず。時期を変えてぜひトライしてみてくださいね。