自宅でのBGM。
お気に入りを流すのも良いですが、気分転換でいつもと違うジャンルやテイストを取り入れてみると、意外と気に入ってヘビーユーズする!ということがよくあります。
なので馴染みがないジャンルの新しいBGMを試してみるのも、おすすめです。
たとえば、"ビル・エヴァンス"のジャスピアノはいかがですか?
ビル・エヴァンスについて
ビル・エヴァンスはモダンジャズを代表するピアニストで、1929年アメリカ生まれ。ジャズを代表する傑作を数多く産み出し、ジャンルを超えた幅広い人気を得ています。
INTERPLAY
INTERPLAYとは?
インタープレイとは「優れたプレイヤーたちが互いに触発し合いながら、素晴らしいアドリブ・ソロを生み出すこと」 (解説文より抜粋)
1962年にニューヨークで録音されたこちらは、ピアノ・ドラム・サックス3人でのトリオが多いビル・エヴァンスにしては珍しく、トランペットとギターを加えたクインテット(5人編成)。
すべての楽器が個性を発揮し主役となった本作は、まさに”インタープレイ”。ベーシックなピアノトリオとはまた一味違い、軽快で独創性に富んだラインナップで聴きごたえ十分な1枚です。
会話や読書の邪魔をしないのでBGMとしていつでも使いやすく、特にディナータイム・ホームパーティーに最適。心地よいテンポ・モダンなリズムで、心地良い空気を彩ってくれます。
「普段JAZZを聴かない」「JAZZの音源を持っていない」という方にもおすすめです!
STAN GETZ & BILL EVANS
日の丸??
1964年収録、テナーサックス奏者のスタン・ゲッツとのセッションアルバム。
スタン・ゲッツはジャズ界におけるボサノヴァ奏者の第一人者で、1974年に来日。来日公演記念盤6曲に5曲の未発表演奏を追加し世界に先駆けて日本で発売されたアルバムが、こちらです。
新しい音楽を追求する二人のアドリブや心温まる交流を感じながらタイムレスの世界へ誘います。1曲目の『ナイト・アンド・デイ』は、ドラム→サックス→ピアノとスタートする導入がたまらなくかっこいい!
インタープレイより少しアップテンポで軽快なプログラムです。
Waltz for Debby
ビル・エヴァンスと言えばやはりコチラです。
1961年にニューヨークにあるライブハウス「ヴィレッジ・ヴァンガード」で行ったライブを収録したアルバム。エヴァンスの最高傑作と言われ、村上春樹の「ノルウェーの森」にも登場します。
ジャズを始めて聞くならこのアルバムか、"ジョンコルトレーン"の「A Love Supreme」か、ビル・エヴァンスもメンバーである"マイルスデイビス"の「Kind of Blue」がおすすめです。これぞジャズの名作!という1枚。
全曲がおすすめです!
ジャズピアノへの道
という方は、こちらから聞いていただくのがおすすめです。
①Alicia Keys & John Mayer
〜If I ain't got you〜
ピアノとギターとボーカルのアドリブセッションとして。自由なジョン・メイヤーに合わせるアリシア・キーズが愛らしく、サウンドフルです。
②ノラジョーンズ 'Norah Jones'
〜come away with me〜
えっ?ジャズ?
と思うかもしれませんが、このアルバムは、有名なジャズレーベルであるブルーノートからリリースされています。ノラ・ジョーンズは音楽一家で育ち、若い頃からビル・エヴァンスやビリー・ホリデイの影響を受けているそうです。
出身のノース・テキサス大学ではジャズ・ピアノを専攻しています。ある評論家は「ブルーノートから発売された最もジャズらしくないアルバム」と評していたそうですが、良い音楽にジャンルは関係ないし、ノラ・ジョーンズがジャズにルーツを持つからこそ生まれた名作とも言える心地よい作品。
休日の朝にコーヒーを入れながら聞けば、穏やかな一日が始まります。
③YUJI ONO TRIO ’小野雄二'
〜LUPIN THE THIRD「JAZZ」PLAY THE STANDARDS&OTHERS〜
”ルパン”と名が入っていますが、あのルパン三世のテーマのイメージとは全く違います。ルパンを連想させる曲は1・2曲ありますが、ほとんど気にならないほど。
馴染みのない方にとってもジャズ・ピアノのアルバムとして聞きやすく抜群の心地よさ。ディナータイム後の晩酌・ティー(コーヒー)タイムにおすすめです!
さいごに
普段ジャズに馴染みがない方も、意外とリラックスして心地よい時間が過ごせるかも?!
是非お試しください!