生まれた時は寝た姿勢のままだった赤ちゃんも、寝返りを始め、ズリバイ、ハイハイと動ける範囲が広がっていきます。
自宅の中もそれに対応し、ケガ防止を行いますよね。
代表例は、尖った家具に衝突防止のクッション材をつけたり、ベビーカード・ベビーサークルで、テレビ台や触って欲しくないものを囲う。
これらの対応をしても、激突を回避しきれない時期がありました。
”つかまり立ち”を始めたころです。
窓ガラスやサッシをつたって、つかまり立ちしている途中で手を滑らせ、窓枠に軽く頭をぶつけたこともありました。ギャン泣きです、、、
大事にいたりませんでしたが、脳が成長している大事な時期なので、出来るだけ防止出来ないか?と思い調べた結果、「ヘッドガード」を発見し購入することにしました。
「ヘッドガード」の購入を迷われている方や、初めて知った方の参考になれば幸いです。
乳幼児用ヘッドガードって何?必要なの?
「ヘッドガード」とは、転倒しても頭部を守り、ケガや脳の損傷を防いでくれるものです。スポーツ用、介護用、ベビー用などがあります。
ベビー用では、メーカーや販売店によって「ヘッドガード」「ベビーヘルメット」「ヘッドギア」などの名称で販売されています。赤ちゃんの絶壁を矯正するためのヘルメットや、自転車に乗るときに使うヘルメットとは、全くの別物です。
「つかまり立ちをする期間は数ヶ月間くらいで、わざわざ買う必要ないのでは?」とも思っていましたが、やはり買って良かったと思います。
成長する動きを、おおらかな気持ちで見守ることができるからです。
安全を確保したければ、動かないのが一番ですが、、、体の動きを試し、動きたい時期。体の動きは、脳の発達も促しますので、成長のためには、どんどん動いて、できる動きを増やして欲しいもの。
頭を保護していないと、「そっちは行かないで!」「ああ、歩かないで、、、」と心配で、つい動きを妨げたくなってしまいます。
その点「ヘッドガード」をしていると、完全ではないですが、多少転んでぶつけても。とおおらかな気持ちで、動きを見守ることができるので、使って良かったと思っています。
ヘッドガードの種類と、選び方
”ヘルメットタイプ”
”リュックタイプ”
ベビー用ヘッドガードには、大きく分けると2種類
1.帽子のように頭全体を覆い、あごひもで固定する ”ヘルメットタイプ”
2.後頭部を覆うクッションを背負う ”リュックタイプ”
があります。
おすすめは”ヘルメットタイプ”
おすすめは ”ヘルメットタイプ” です。
後ろは当然ですが、赤ちゃんは前に倒れても手を出せません。また左右に転ぶこともあります。
ヘルメットタイプのデメリットは、あごひもを嫌がること。うちの子は着けるたびに嫌がりましたが(笑)
おもちゃや絵本で気をひいた隙につける。などを繰り返すうち、着けていることを忘れ、次第に慣れました。
”ヘルメットタイプ”の選び方
ポイントは
①軽さ
②通気性:蒸れにくい(特に夏。冬ならあまり考慮しなくても)
③安全性(保護できる素材か)
④デザイン・価格
特に①②が重要です。
丁度夏だったので、通気性が悪い素材だと汗だくになるのでは、、、と思い、通気性がよく・デザインも可愛い、サッドガードを購入しました。約6,600円と少しお高めですが、満足のクオリティでした。
夏の暑い時期でなければ、後ほどご紹介する3,000円弱の”SONGZHILONGのベビーヘルメット”を購入したかもしれません。
”ヘルメットタイプ”のおすすめ「サッドガード」
特に重要な「軽さ」と「通気性(蒸れにくい)」を解決し、多数探した中で最も「快適!」だと思ったのがこちら。
ベビーヘッドガード|Thudguard (サッドガード)
サッドガードはイギリスで開発され世界45ヶ国で計30万個を売り上げている乳幼児用のヘルメットです。こちらの商品を選んだ理由とおすすめポイントはこちらです。
おすすめポイント
軽い
・95gと軽量で首に負担をかけない
通気性
・通気性を保つための穴が全体にある
快適
・上下左右4枚のパーツで柔軟にフィット
・軟らかいマジックテープは結び目がないため、違和感を感じにくく着脱が早い
・あごひもが顔に触れる面が少ないので、違和感を感じにくい
安全
・英国貿易産業省の安全基準DTI PPE Category II (89/686/EEC)に準拠
使用した感想
・最初は嫌がりますが、慣れました
最初はあごひもを嫌がり、急いでつけるので、どうしても少しあごひもが緩くなってしまう。自分で脱げる状態でした。
上記記載の様に、おもちゃや本で気を惹きあごひもをつける様にしていたら、次第に慣れてくれました。
慣れてからは、鏡を見てはにんまり。満足そうに耳つきの帽子を被った自分を、眺めていました(笑)
・真夏でも被ってくれました
心配だった暑さ・頭の蒸れも、問題なく使えました。とはいえ真夏で暑く、汗をかいてしまうので、、被りっぱなしではなく、必要な時のみ着用しました。
エアコンなどで温度調整し、熱中症にならない様注意しながらご使用ください。
・安心感があります
上記記載の通り、立ち始め・歩き始めの時期は、本人はとにかく動きたい・歩いてみたい。できればそうしてあげたいけど、みている方はハラハラドキドキ、、、
ヘッドガードを被っていると、万が一転んで頭をぶつけても、衝撃が抑えられます。その安心感は重要だなと思いました。
・とっても可愛い!
ミッキーマウスの帽子の様に耳がついているので、可愛いです!
使用期間
使用期間はおおよそ3〜4か月ぐらいと短かめでした。その分購入すべきか迷いますが、、、上記の通り買って良かったと思います。
比較した商品「SONGZHILONG」
サッドガードは非常に満足でしたが、使用期間も短いので、蒸れが心配ない冬なら、約3000円で購入できる、こちらを選んでいたかもしれません。こちらもサッドガード同様に軽量(65g)で、穴が空き蒸れにくい構造になっています。
通気のための穴が少し大きめなので、運悪くとがったところに倒れたりぶつかった場合は対処できない点が気になるポイントでした。それ以外はデザインも可愛くて非常に快適そうだなと思いました。
まとめ
すごく便利なヘッドガード。
ただ、ガードをつけていても、”絶対安心”ではありません。子供が脱ぐこともありますし、顔などガードできない箇所をぶつけることも。
何より「ガードつけているから大丈夫」と過信し、長時間目を離す、ということは避けたいものです。
とはいえ、体の発達は、脳の発達にも影響します。のびのびと好きなように動ける様、ヘッドガードを活用してみるのは、おすすめです!