ベビーフォトで素敵な写真を撮るためのスタジオ選びと持ち物

今だけの可愛さを残せるベビーフォト。お宮参り・ハーフバースデー・1歳バースデーフォトなどの機会で撮影する方も多いと思います。

撮影スタジオはどうやって選べばいいの?〜当日の撮影時に知っておきたいこと!まで、わからないことだらけの準備についてご紹介します!

 

1)スタジオの選び方:おすすめは”2名体制”の”ハウススタジオ”

①場所の利便性と価格

当然ですが、ご自宅から行きやすい場所で予算内のスタジオを、まずはリストアップしてみましょう。

 

「エリア名+写真スタジオ」
「エリア名+ベビーフォト」
「エリア名+写真+子連れ」

などで検索すると、地域の写真スタジオのサイトや、地域によっては写真スタジオをまとめたサイトにたどり着くので、ワードを変えて検索してみてください。

 

検索エンジンに加え、instagram検索でスタジオを選ぶ方も多いです。アップされている写真から、好きな雰囲気の写真か?スタジオの雰囲気や衣装は?も見れるので、イメージが湧きやすい。

ネット検索後にスタジオのinstagramをチェックするのもおすすめです。

 

②”老舗写真館”・”大手キッズ用フォトスタジオ”・”ハウススタジオ”

 

撮影スタジオには大きく分けて、”老舗写真館”・”大手フォトスタジオ”・”ハウススタジオ”があります。

 

”老舗写真館”は、昔ながらの写真館の様なかっちりとした雰囲気の写真が撮れる、伊勢丹写真館・地域の●●写真館、の様なスタジオ。

背景は決まっておりカラー1色で白・グレー・黄色などシンプルなものが多く。撮影枚数・選択できる枚数も少なめ。

 

という点は考慮しても、お宮参り・七五三・入学式・卒業式など、和装や制服の際はかっちり・きっちりした「ならでは」な写真もいいな、という方や場面でおすすめ。

またこちらもスタジオによりますが、腕の良いカメラマンが多い傾向もありそうです。

 

”大手キッズ用フォトスタジオ”も、いくつか準備された背景(シーン)から選択し撮影しますが、”明るくポップ・原色・子供らしい雰囲気”で撮影できる所が多いです。

またスタジオによりますが、スタジオアリスなどは衣装の選択肢が多く、”着用し撮影までは無料。

でき上がりを見て気に入った場合購入”と、いろんな衣装で撮影してみることができ、かつ衣装もお姫様や桃太郎・金太郎など、子供らしいキュートなものが多い印象のため、「おしゃれで自然な雰囲気もいいけど、この時期ならではの子供らしい写真を撮りたい!」という方におすすめ。

子供を対象としているスタジオであれば、スタッフもお子さん慣れしており、子供の気持ちを乗せ、表情を引き出すのが上手な方が多い様です。

 

”ハウススタジオ”は、一軒家やマンション・ビルの一室がまるまるスタジオになっており、全体が家具・雑貨でコーディネイトされているスタジオです。

撮影するお部屋の位置により小物や背景が変えられるため、様々なパターンが撮影できること。それでも全体の雰囲気は統一されていること、が特徴です。

 

衣装も部屋の雰囲気に合ったものが準備されていることが多く、私服を持ち込み途中で着替えるケースも可能です。

 

こちらもスタジオによりますが、個人経営も多く、その場合カメラマンの腕も必要なので上手な方が多く、小物や背景をずらしながら臨機応変な対応などアットホームでサービスがいい印象。

複数店舗展開する雰囲気の良いスタジオもありますので、ホームページやinstagramなどでチェックしてみてください。

ちなみに…和装でない場合は、ハウススタジオなら裸足での撮影も多いので、靴を脱げる準備を。子供はもちろんですが、親も裸足だと子供をあやしやすく、シチュエーションのチェンジもスムーズです。

納品してもらえるデータの枚数は、写真館や大手スタジオと同価格帯でも多い傾向です。

 

どのタイプのスタジオを選択するかは本当に好みですが、、、

 

私はお宮参りの時は、”老舗写真館”に近いかっちり写真を撮ってくださるスタジオ。

1歳バースデーフォトは、”ハウススタジオ”にしました。

 

 

③カメラマンは忙しい

スタジオには、カメラマン1名体制で撮影するスタジオと、アシスタントと2名体制で撮影してくれるスタジオがあります。

 

おすすめは、カメラマン+アシスタントがいるスタジオです。カメラマンは、露出やライティング、構図・ピント調整、シチュエーションチェンジとか忙しいです。

 

カメラマン1名体制の場合は低価格というメリットはありますが、低年齢の子供がいる撮影ですと、カメラに目をむけてくれる様気を引いたり、表情を引き出せる様声がけをしたり、衣装のずれ・小物の位置調整をしたり、、、なかなか忙しいです。

 

それらを対応してくださるアシスタントがいる2名体制のスタジオが、やはりベビー・キッズ撮影ではおすすめです。大手のベビーキッズ撮影向けスタジオは大体2−3名体制のため、そういった点で安心です。

 

カメラマン1名体制のスタジオは、ベビーフォトではなく、キッズ以上の大人(成人式やウェディング、モデル、プロフィール写真など)がメインの場合が多い傾向です。

 

スタジオのホームページでスタッフ構成についても確認してみてください!サイトでわからない場合は、事前に撮影時の体制について聞けると安心です。

 

④スタジオ・写真の雰囲気

ホームページのフォトギャラリーやInstagramで写真を見て、「雰囲気・撮影セットの背景・構成が好きだなー」と思うスタジオを選ばれると、イメージに合った1枚が撮れるのでは?と思います。

 

⑤和装の場合、着付け・ヘアメイク対応はある?

和装希望の場合、着付け・ヘアメイクをスタジオで行うか?事前に美容室に寄るか?もポイントです。

ただでさえ慌ただしい撮影日。しかも子供もいると忙しいので、スタジオで全て完結できるとすごく楽です。

 

時間帯

お子様のお昼寝の時間と、親の準備が無理なくできる時間をみて、時間を選びましょう。

また写真スタジオはカメラマンが限られていることもあり直前の予約は難しい場合が多いです。撮りたいタイミングが決まっている場合は、余裕を持った予約をおすすめします。

 

自宅からアクセルがいい場所で、希望の日程で探すと、人気のスタジオは1ヶ月前でも結構埋まっています。

 

 

服装

どんな写真を撮りたいか、イメージしてみてください。

---普段着で自然な写真を撮りたい?

---家族コーデして、”シャツ&デニム”やカラーを合わせる、など私服でコーディネイトする?

---全員和装で、かっちりした写真を撮る?

---ベビードレス・ドレス、スーツ・タキシードを着る?

---お子さんは子供むけの貸衣装(プリンセスや桃太郎・金太郎などのキャラクター衣装)&親はワンピース・スーツ?

 

スタジオでのレンタル有無・どんな衣装か?は、スタジオのホームページを確認。出ていなければ事前にスタジオに確認しましょう。

 

ご自身で準備する場合、以下はいかがでしょうか?!

 

衣類
☆ベビードレス
☆かぼちゃパンツ(ブルマ)
☆シャツ・ポロシャツ・カーディガン・サロペット

 

小道具
☆蝶ネクタイ、リボン
☆一緒にとりたい玩具や記念のモノ
☆ティアラ
☆シャボン玉(スタジオによってはNG)

 

持ち物&おすすめな小物

リラックスして笑顔を引き出すために、持参した方がいいと思ったものはこちらです。

 

「ストローマグや水筒・ミルク」

 

「おやつ」

…機嫌が怪しくなった時のために、食べ慣れたおやつや飲み物は必須です。

 

「写真映えする玩具」

子供をあやすおもちゃの有無や種類はスタジオにより大きく変わりますので、お子さんが好きなおもちゃも持参しましょう。特に使えるのは

 

「音の出るおもちゃ(鈴・タンバリン・ラトルなど音の出る楽器やおもちゃ)」

 

「パペット」

 

など、持ったまま撮影して、写り込んでも可愛いおもちゃだと最高です。木製の星形・動物形のラトルなどがおすすめです。

 

【おすすめな小物↓】

 

マラカス(アニマルセット)|nakano

木製おもちゃシリーズ|KAY BOJESEN

ぬいぐるみ|リサ・ラーソン

A

A

A

ぬいぐるみ|シュタイフ(テディベア)

着替え

撮影時着用の着替えを持参される場合は、当日忘れ物がない様ご注意ください。

またレンタルする予定でも「サイズが合わない」「もう1パターン撮影したい」などの自体は予想されるので、私物の中でお気に入りの服をいくつか持参しておくと安心です。

 

撮影が始まるとバタバタして、途中でモノを取り出す余裕がなくなるので、、、

到着したらまず荷物を出して撮影中にすぐ取りに行ける所に置く!ことをおすすめします。

 

まとめ

◆スタジオのタイプそれぞれの特徴として◆

 

老舗写真館

記念写真や証明写真、両親や親せきとの集合写真などに最適。

学校や会社の集合写真などを請け負っていたりして、腕は確か。人数の多い写真も得意。
その場で着付けも。カット数や納品形式、枚数は少なめ。

 

大手キッズ向けフォトスタジオ

どの店舗でも安定のサービス。

ショッピングモールなどに入っていることが多く、撮影の前後も有効活用しやすい。
原色の衣装が豊富・セットの規模が大がかり・子供をあやすのが上手なスタッフ。

 

ハウススタジオ

納品データの形式や枚数が多い。おしゃれでセンスの良い写真をとってくれる。

カット数が多く、時間内なら+@のカットや衣装など柔軟に対応して頂ける場合も。
スタジオにより好みが分かれる。アート・ファンシー・アース・ロマンチックets.

 

写真撮影、楽しみですね!

 

眠くて目が閉じてしまっていても、泣き顔の写真になっても、それはそれで歴史の1ページ。

カメラマンは慣れているので、合間の笑顔をとらえてくれます。

当日機嫌が悪くて泣いてしまってもあまり焦らず。人に見せる為の写真じゃなくて、撮影自体が"イベント"!と思えば、楽しめるのではと思います!